Nyachu(ニャチュ)デザイナー祥子さん インタビュー
Nyachu(ニャチュ)デザイナー・祥子さん インタビュー(ブランド名の由来)
── ブランド名 “Nyachu” は、とても印象的な響きです。どのように生まれたのでしょうか。
祥子さん:
ブランド名の由来は、家族の中で自然に使われている娘の〝ニックネーム〟です。
特別な意味を持たせようとしたわけではなく、日々の暮らしの中で、気づけば家族の会話に馴染んでいた言葉でした。その響きがどこか柔らかくて、親しみやすくて。娘は自分の本当の名前のように使っています。
ブランド名を考えるとき、いろいろな案を検討しましたが、
最終的に残ったのは、自然体な感じで使われているその家族の呼び名でした。
気取らず、まっすぐで、どこか遊び心のある音。
それが、Nyachu という名前に込めた思いです。
── 「自然体」という言葉がありましたが、実際に形にするプリント柄も、どこか枠にとらわれない自由なエネルギーを感じます。
祥子さん:そうですね。ブランドを立ち上げるときに決めていたのは、「もっと自由で、大胆に、アイデア溢れるプリント柄だけの子供服をつくりたい」ということでした 。特に「子供には感性を育む鮮やかな色彩に包まれて欲しい。」そんな思いで多色使いや、大胆な構図使いにこだわりました。大人のファッションではよく、「柄に負ける」という表現を使う事がありますが、子供って柄を自分の個性や元気さ、可愛らしさなど、自分の為のプラスのイメージに幾らでも変えてしまうんですよね。私は子供の持つパワーが、自身がまとった柄をも、自分のエネルギーに変えてしまっていると思っているんです。なので、Nyachuの柄が自由なエネルギーとなってくれればな、と思っています。
── 例えば、新作の「summer birds」などは鳥の中にプールや海、遊園地などが描かれているというのがとてもユニークですよね。
祥子さん:「Summer birds」は夏の楽しい遊び場を身に描き飛ぶ鳥達。夏のモチーフのカードを持ちながら羽ばたく鳥達は、わくわくするバカンスを皆んなに運んできてくれるみたい。そんな賑やかでハッピーな世界観を目指しました。
「どの鳥さんの遊び場にいこうかなー。」「鳥さんの持っているカードは、そこのチケットかな?」そんな子供たちの瑞々しい発見が、次の新しい物語(アイデア)に繋がっていく。この一着が、彼らの自由な世界をどこまでも広げていくきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。
── 一歩歩くたびに、心が弾むようなデザインですね。
祥子さん:ありがとうございます。子どもたちは、大人が思う以上に世界をよく観察し、面白いものを見つける天才です 。そんな彼らの瑞々しい感性に負けないくらい、どの角度から見ても新しい発見があるような、アイデア溢れるプリントをこれからも追求していきたいですね 。「Nyachu」の服を着ることで、子どもたちの毎日がひときわ明るく、エネルギッシュに彩られることが一番の願いです 。



